【生物基礎】血液凝固の仕組みは?【血小板の働きを解説】

血液

 

悩んでいる人
悩んでいる人
  • 「血液凝固」のしくみについてわかりやすく教えてほしい。
  • 「血液凝固」で矢印の意味がよくわからない。
  • タンパク質に作用するの意味がよくわからない。
  • プロトロンビンがトロンビンになるの?

こんな疑問を解決します。

 

本記事の内容

  • 血小板は血液凝固に関与している
  • 血液凝固の仕組み【発展】

 

本記事を書いた僕は、大学受験のときに生物を勉強しました。

 

そのときに頑張って勉強し、偏差値45の高校から偏差値55の公立大学(生命科学科)に合格することができました。

 

現在は生物がさらに好きになり、生命科学を専攻とした大学院に在学しています。

 

そんな僕が血小板の働きが関与している「血液凝固」について解説していきます。

 

血小板は血液凝固に関与している

 

血小板は血液を凝固させる因子を放出し、血液が凝固されます。

 

Keito
Keito

血液を凝固させる因子を出すのは、血小板だけではないよ!

 

血液凝固は5ステップ

 

血液凝固とは血液の流動性がなくなって固まることをいいます。

 

血液凝固は以下の5ステップで行われます。

 

  1. 血液に傷ができる
  2. 血管が破れたところに血小板が集めって、傷口を覆う
  3. 血液中にフィブリンが形成され、フィブリン同士が結合してフィブリン繊維ができる
  4. フィブリン繊維は血小板のある傷口や血管を補強する
  5. フィブリン繊維が血球(赤血球・白血球)をからめとって、粘り気が強い血ぺいになる

 

血液凝固とは、血液中にフィブリンが形成されることとも言えますね。

 

そして、フィブリンは、形成された後に血球をからめとって血ぺいを形成します。

 

Keito
Keito

血ぺいの「ぺい」は「餅」という字だから餅みたいに固まるんだよ。

 

「血ぺい」と「血清」について

 

注射器で新鮮な血液を採取し、試験管に入れてしばらく放置すると、血液凝固が起こりますよね。

 

このときに、以下の図のように暗赤色のかたまり(沈殿)とやや黄色い上澄みに分離します。

 

 

このかたまりを血ぺい、上澄みを血清といいます。

 

血清は、血しょうから凝固因子などの血液凝固に働く成分を取り除いた液体のことです。

 

Keito
Keito

血しょうと血清を混同しがちなので、混同しないように気をつけてくださいね。

 

血液凝固のしくみ【発展】

 

当たり前ですが、血ぺいはもともとあるわけではありません。

 

もし、血ぺいが血液中にあると、血管が詰まってしまい、大変なことになっていまいますよね。

 

血液がもともとは接触していないもの(傷のついた血管・注射器の素材・試験管のガラス)に触れたり、血液中に本来は存在していない物質が流れ込むと血しょう中にある様々な凝固因子が活性化されたり、血小板から凝固因子が放出されたりします。

 

 

血ぺいが出来る(血液凝固する)までの詳しい仕組みは以下のとおりです。

 

  1. 傷ができると、血しょうや血小板から血液凝固因子を活性化・放出する
  2. 血液凝固因子は、血しょう中のプロトロンビンに作用し、トロンビンに変える
  3. トロンビンは血しょう中のフィブリノーゲンに働かけ(作用して)フィブリンに変える
  4. フィブリンは互いに結合して、フィブリン繊維をつくる
  5. フィブリン繊維は血球を絡めて血ぺいとなる
  6. 血ぺいが傷口をふさぐ

 

血液凝固の過程をわかりやすく図にまとめると以下のとおりです。

 

 

 

 

Keito
Keito

初めに説明した血液凝固の内容をさらに詳しく説明しました。

ここまで知っておくと、血液凝固に関しては完璧です。

 

 

まとめ

 

今回は以上となります。

 

生物基礎では「血液凝固」は、血小板の働きのように取り上げられていますが、実際はいろいろなタンパク質が関わっています。

 

ややこしくなるかもしれませんが、分からなくなったときはまたこの記事に帰ってきて確認してみてください。

 

生物のテスト良い点が取れるように、応援していますね。

 

 

 

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