【生物基礎】「遺伝子=DNA」証明実験のポイントまとめ

遺伝子

 

悩んでいる人
悩んでいる人

「遺伝子がDNAであることの証明実験」がよくわからない…どこを覚えたら良いのかポイントを教えてほしい。

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • 「遺伝子=DNA」の証明実験で押さえたい2つのこと
本記事を書いた僕は、大学受験において偏差値45ほどの高校から偏差値55の公立大学(生命科学科)に現役合格しました。現在は、生命科学を専攻とした大学院(博士課程)に在学しています。

 

そんな僕が今回は、「遺伝子がDNAであることの証明実験」の押さえておきたいポイントを解説していきます。

「遺伝子=DNA」の証明実験で押さえたい2つのこと

 

結論からいいますと、「遺伝子がDNAであることの証明実験」で押さえたいことは以下のことです。

 

  • 遺伝子が備えている性質
  • 「遺伝子=DNA」を証明した3つの実験

順番に詳しくみていきましょう。

 

遺伝子が備えている性質

 

遺伝子の正体を見つけるための歴史からさかのぼります。

 

当時、遺伝子が何かわからなかったときは、遺伝子の正体をしっかりと突き止めるために、遺伝子の性質をしっかりと定義していました。それが以下のとおりです。

 

遺伝子の性質

  • 細胞分裂の前後で量が一定
  • 子から親に遺伝情報を伝え、形質発現能力を持つ
  • 自己複製能力をもつ

 

上記の性質を持つ物質を遺伝子と定義しました。以降で解説する3つ実験では、遺伝子の性質をもつものを探すための実験となります。

 

Keito
Keito

「遺伝子=DNAの証明実験」のところでは、遺伝子の性質(定義)をしっかり押さえておいてくださいね。

 

「遺伝子=DNA」を証明した3つの実験

 

当時は、遺伝子の本体として、タンパク質とDNAが挙げられていました。

 

しかし、ある3つの実験によって、「遺伝子の正体がDNAである」ことを示しました。その実験が以下のとおりです。

  • グリフィスの実験
  • エイブリーの実験
  • ハーシーとチェイスの実験

 

Keito
Keito

それぞれの実験をした人、実験の内容・結果を覚えましょう。

 

一つずつ、押さえておきたいポイントをみていきますね。

 

グリフィスの実験

 

グリフィスの実験では、ネズミと病原性のある肺炎双球菌(S型菌)と病原性のない肺炎双球菌(R型菌)を使って実験を行いました。

 

死んだS型菌と、生きたR型菌を混ぜたものをネズミに注射すると、ネズミは肺炎を起こし、体内からS型菌が見つかったという実験結果になりました。

 

このことから、R型菌からS型菌に変わった、つまり「形質が変わる(形質転換」することがわかりました。

 

グリフィスの実験について詳しく知りたい方は、【生物基礎】グリフィスの実験を分かりやすく解説【ポイントをまとめてみた】で解説しています。

 

エイブリー(アベリ―)の実験

エイブリーの実験では、「形質転換が起こるために必要な物質を突き止める実験」を行いました。

 

実験では、R型菌とS型菌、そして、分解酵素を用いて実験が行われました。その結果、「形質転換を引き起こす物質がDNAである」ことを突き止めました。

 

エイブリーの実験について詳しく知りたい方は、【生物基礎】エイブリー(アベリー)の実験をわかりやすく解説【ポイントは2つ】で解説しています。

 

ハーシーとチェイスの実験

ハーシーとチェイスの実験は、「ウイルスを使って遺伝子の正体を突き止める実験」が行われました。

 

具体的には、T2ファージと呼ばれるウイルスを用いて行われました。T2ファージは、タンパク質とDNAで構成されているウイルスですが、T2ファージが増殖するために必要な物質を突き止める実験を行いました。

 

実験には、T2ファージのタンパク質とDNAに目印を付けて、タンパク質とDNAのどちらが増殖に関わっているのかを調べました。その結果、DNAがT2ファージの増殖に必要であることがわかり、「遺伝子の正体がDNAである」ことが証明されました。

 

Keito
Keito

ウイルスを使っても、「遺伝子の正体がDNA」であることを証明したんだね。

ハーシーとチェイスの実験について詳しく知りたい方は、【生物基礎】ハーシーとチェイスの実験のポイントをわかりやすく解説で解説しています。

 

まとめ

 

今回は、「遺伝子がDNAであることの証明実験」の押さえておきたいポイントを解説しました。

 

もう一度まとめておきますが、「遺伝子=DNA」の実験では以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 遺伝子が備えている性質
  • 「遺伝子=DNA」を証明した3つの実験

教科書や参考書では長ったらしく書いていますが、結局は上記のことを押さえておけばOKです。理解できたら、次は、問題集や大学の過去問などで、関連の問題を解いて、頭に叩き込みましょう。

 

というわけで今回は以上となります。ぜひ、生物基礎の勉強に役立ててくださいね。

 

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