血糖濃度の調節について覚え方とともにわかりやすく解説!

生物基礎

 

悩んでいる人
悩んでいる人
  • 血糖濃度の調節についてわかりやすく教えてほしい。
  • 血糖濃度調節ってどうやってするの?
  • 血糖濃度の調節はどのようなホルモンが関わっているの?
  • 血糖濃度調節ってややこしいから、わかりやすい覚え方があったら教えてほしい。

 

こんな悩みを解決します。

 

血糖濃度は、覚える神経やホルモンが多くて難しいですよね。

 

実際に僕も受験時代ややこしくてこの分野が苦手でした。

ですが、今は生物が好きすぎて生命科学専攻の大学院博士課程に在学しています。

 

本記事ではそんな僕が「血糖濃度の調節」について解説していきます。

 

本記事の内容

  • 「血糖濃度の調節」のしくみ
  • 「血糖濃度調節」の覚え方

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

血糖濃度の調節のしくみ

 

血糖濃度の調節のしくみについて、「血糖濃度を上げるしくみ」と「血糖濃度を下げるしくみ」について解説していきます。

 

血糖濃度を上げるしくみ

 

血糖濃度が低い血液が間脳の視床下部に流れると、視床下部から交感神経を通ってすい臓のランゲルハンス島のA細胞に命令がきます。

 

ランゲルハンス島のA細胞は血糖値の低さを感知して、グルカゴンが分泌されます。

 

また、交感神経を通じて副腎髄質にも命令を出し、副腎髄質からアドレナリンが分泌されます。

 

血糖調節中枢から低血糖濃度の情報は、脳下垂体前葉を介して副腎皮質にも伝えられます。

 

アドレナリンとグルカゴンは肝臓や筋肉に働きかけ、グリコーゲンからグルコースの分解を促進します。

 

低血糖濃度を受け取った副腎皮質からは糖質コルチコイドが分泌されます。

 

糖質コルチコイドはタンパク質の分解を促進してグルコースを合成する代謝経路を活性化し、血糖濃度をあげます。

 

チロキシンや成長ホルモンには血糖濃度を上げる働きがあります。

 

頭の片隅に入れておきましょう。

 

血糖値を下げるしくみ

 

血糖濃度が高い血液がすい臓に流れると、すい臓のランゲルハンス島のB細胞が感知します。

 

すると、ランゲルハンス島のB細胞はインスリンの分泌量を増加させます。

 

インスリンは、各細胞のグルコースの消費量を高めます。

 

また、肝臓や筋肉の細胞にグルコースを取り込み、グリコーゲンを合成する反応を促します。

 

結果として、血糖濃度が下がっていきます。

 

血糖濃度の上昇は視床下部でも感知されて、副交感神経を介してすい臓に作用します。

 

「血糖濃度の調節」の覚え方

 

血糖濃度の調節の覚え方は、一つ一つのホルモンと内分泌線ごとに覚えましょう。

 

血糖濃度の「上げ方」「下げ方」で覚えてしまうと、複雑でなかなか頭に入れるのが難しくなります。

 

押さえるべきポイントは以下のとおりです。

 

  • 視床下部からの指令経路
  • すい臓のランゲルハンス島ルート
  • 副腎ルート

 

それぞれについて解説していきます。

 

視床下部からの指令経路

 

血糖濃度の調節するとき、視床下部から様々な個所に指令をします。

 

血糖濃度調節において、押さえるべき視床下部からの指令経路は以下のとおりです。

 

  • 視床下部→交感神経→すい臓 ランゲルハンス島 A細胞
  • 視床下部→副交感神経→すい臓 ランゲルハンス島 B細胞
  • 視床下部→交感神経→副腎髄質
  • 視床下部→脳下垂体前葉→副腎皮質

 

ホルモンは内分泌腺で作られます。

 

ホルモンは血液によって全身に運ばれ、微量で特定の組織や器官の働きに影響を与えます。

 

 

すい臓のランゲルハンス島ルート

 

血糖濃度調節ですい臓から出るホルモンはグルカゴンインスリンです。

 

すい臓のランゲルハンス島で血糖値を感知してホルモンを分泌しています。

 

そして、ランゲルハンス島にはA細胞と、B細胞がありましたね。

 

A細胞では、グルカゴンを分泌して、肝臓でグリコーゲンをグルコースに分解します。

 

反対にB細胞では、インスリンを分泌して、グリコーゲンの合成を促進します。

 

そして、たくさんホルモンが出てややこしいですが血糖濃度を下げるホルモンはインスリンだけです。

 

副腎ルート

 

副腎は皮質と髄質から血糖濃度を上げるホルモンが分泌されます。

 

髄質では交感神経の刺激によってアドレナリンが分泌されます。

 

アドレナリンはグルカゴンと同じでグリコーゲンを分解してグルコースを作るんでしたね。

 

皮質では脳下垂体前葉を介して、分泌するのが糖質コルチコイドです。

 

注意として、糖質コルチコイドでは他のホルモンと違いタンパク質を分解して血糖値を上昇させます。

 

まとめ

今回は、「血糖濃度の調節」について解説致しました。

 

血糖濃度調節は自律神経系と内分泌系が絡んできて、複雑に感じますよね。

 

ですが、本記事で紹介した覚え方で押さえておけば、しっかりインプットできると思います。

 

血糖量調節の仕組みは苦手な人が多い分野なので、ぜひ、理解してワンランク上を目指しましょう。

 

最後までありがとうございました。

 

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