酸素解離曲線はなぜ2本?【結論:ヘモグロビンの性質を示してます】

酸素解離曲線

 

悩んでいる人
悩んでいる人
  • 酸素解離曲線がなんで2本あるのかわからない。
  • グラフの曲線のどの部分が「肺胞」「組織」を示しているの?
  • 酸素解離曲線の見方をわかりやすく教えてほしい。

こんな疑問を解決します。

本記事の内容

  • 2本あるのはヘモグロビンの性質によるもの
  • 酸素解離曲線の読み取る場所は2箇所

 

本記事を書いた僕は、受験時代に生物を選択して受験しました

 

偏差値45の高校から頑張って勉強し、偏差値55の公立大学(生命科学科)に合格することができました。

現在は、さらに生物が好きになり、生命科学専攻の大学院に在学しています。

 

そんな僕が「酸素解離曲線はなぜ2本あるのか」について解説していきます。

2本あるのはヘモグロビンの性質によるもの

 

曲線が2本あるのは、ヘモグロビンの「CO2濃度が高いと酸素と結合しにくくなる」という性質によるものです。

 

「肺胞」と「組織」は、それぞれCO2濃度が異なりますよね。

 

このことから、以下のことが言えます。

  • CO2濃度の低い「肺胞」では酸素と結合しやすい→酸素ヘモグロビンが多くなる
  • CO2濃度の高い「組織」では酸素と結合しやすい→酸素ヘモグロビンが少なくなる

 

分かりやすく図にすると以下のとおりです。

 

 

つまり、ヘモグロビンがCO2濃度が高い場合と、低い場合の両方の「酸素との結合のしやすさ」を示している曲線というわけですね。

 

 

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酸素解離曲線の読み取る場所は2箇所

 

酸素解離曲線は2本ありますが、読み取る箇所は決まっています。

 

その箇所は2つあり、以下のとおりです。

  • 「肺胞」の曲線の酸素濃度が高いところ
  • 「組織」の曲線の酸素濃度が低いところ

 

図で示すと以下のとおりです。

 

そもそも、酸素の濃度の低い「肺胞」の部分や、酸素濃度の高い「組織」の部分は実際の体の中ではありません。

 

なので、問題に出題されるということも少ないので、この2箇所さえ読み取ることができれば、OKです。

 

 

Keito
Keito

酸素解離曲線の読み取らない部分(不要な部分)は実験で分かった理論値です。

実際の体の中で起こっているわけではありません。

 

 

よくある間違ったグラフの読み方

 

よくある間違ったグラフの読み方はあります。

 

それは以下の図のように「グラフを上下にわけて上側2本と下側2本が組織中の酸素ヘモグロビンの割合」とすることです。

 

 

ここまで理解でていると、間違えることはないと思いますが、それぞれの曲線1本ずつ全体が「肺胞」「組織」の酸素ヘモグロビンの割合を示しています。

 

ふと忘れたときにこんな読み方をしてしまう可能性もあるので、間違えないようにしてくださいね。

 

こちらでは、酸素解離曲線の基本的な例題を紹介しています。ぜひ、理解を深めるために腕試しに解いてみてください。

 

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まとめ

 

今回は以上になります。

 

酸素解離曲線は、理解したつもりなのに、いざ問題を解いてみると何を示しているのかわからなくなることがありますよね。

 

僕もテスト前に読み取り方がわからなくて、急いで調べた記憶があります。

 

本記事でぜひ、酸素解離曲線を得意分野にして、定期テストや模試、受験で高得点を取ってくださいね。

 

応援ししていますよ!

 

 

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