胎児の酸素解離曲線はなぜ母体より左側?【特徴・理由を簡単に解説】

酸素解離曲線

 

悩んでいる人
悩んでいる人
  • 酸素解離曲線はどうして胎児のグラフの方が左にズレるの?
  • 同じ酸素分圧のとき酸素ヘモグロビンの割合が高いのはどうして?

こんな疑問を解決します。

 

本記事の内容

  • 結論:胎児のヘモグロビンは酸素への結合力が高いから

 

本記事を書いた僕は、大学受験時代に生物を選択しました。

 

頑張って勉強し、偏差値45の高校から偏差値55の公立大学(生命科学学科)に合格することができました。

 

また、現在は生物が好きになり、生命科学を専攻とした大学院に在学しています。

 

そんな僕が、「胎児の酸素解離曲線」についてわかりやすく解説しますね。

結論:胎児のヘモグロビンは酸素への結合力が高いから

 

胎児の酸素解離曲線が母体のグラフに比べて左にズレるのは、胎児のヘモグロビンは母体のヘモグロビンよりも酸素に対する結合力が強くなるからです。

 

グラフでは以下のようになりますね。

 

 

酸素への結合力が胎児ヘモグロビンの方が高いので、同じ酸素分圧、二酸化炭素分圧だと胎児の方が酸素ヘモグロビンの量は多くなります。

 

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結合力が強いのは母体の酸素が共有されているから

 

 

結合力が強いのは、胎児は母体の酸素ヘモグロビンから酸素を受け取ってるからです。

 

もう少し細かく言うと、胎児は母体の血液から酸素を供給されています。

 

胎児の毛細血管は胎盤で近接していて、そこで酸素が受け渡されます。

 

 

Keito
Keito

もし、母体のヘモグロビンが、胎児のヘモグロビンよりも酸素に対する結合力が強いと、酸素を胎児に渡すことができないね。

 

胎児ヘモグロビンは構成するタンパク質が違う【発展】

 

胎児のヘモグロビンの方が酸素への結合力が高いのは、構成しているタンパク質の構造が違うからです。

 

少し、深堀りした話になるので、「へー、そうなんだー」程度で読んでもらっても大丈夫です。

 

違うといってもほんの少しで、以下の図のようなイメージです。

 

 

全体的な構造は同じですが、酸素が結合する部分だけ、胎児の方が結合しやすい構造になっています。

 

 

Keito
Keito

頭の片隅にでも入れておいてくださいね。

まとめ

 

今回は、「胎児の酸素解離曲線」について解説しました。

 

「胎児の酸素解離曲線」は少し発展の内容になります。

 

しかし、胎児の酸素解離曲線をしっかり理解しておくと、普通の酸素解離曲線の理解も深まりますよ。

 

 

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胎児の酸素解離曲線が左にずれる理由をしっかり押さえておいてください。

 

生物勉強、頑張ってくださいね。応援しています!

 

 

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