【生物基礎】ABO式血液型とは?【輸血の関係もわかりやすく解説】

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ABO式血液型がよくわからない。凝集素、凝集原、血清、凝集反応あたりあたりからわかりやすく教えてほしい。

こんな疑問を解決します。

 

本記事の内容

ABO式血液型は「凝集反応」から分類されたものです

 

本記事を書いた僕は高校時代から生物を勉強して9年ほどが経ちました。大学受験は偏差値55ほどの公立大学(生命学科)に合格し、現在は、生命科学を専攻とした大学院(博士課程)に在学しています。

 

そんな僕が「ABO式血液型」について基礎からわかりやすく解説していきます。

 

ABO式血液型は凝集反応から分類されたもの

 

ABO式血液型は「凝集反応」から分類されたものです。

凝集反応とは?

 

凝集反応とは「血液型が異なる血液を混ぜ合わせたときに血球がくっついてしまう反応」のことです。

 

もう少し詳しくいうと、凝集反応は赤血球の表面に存在して、抗原に相当する凝集原と、血清中に存在し、抗体に相当する凝集素との間に起こる一種の抗原抗体反応のことです(下図)。

 

 

 

例えば、A型の凝集原と、B型の凝集素を混ぜると、凝集反応(抗原抗体反応)が起こります。

 

血液型によって凝集原と凝集素が異なる

 

血液型によって持っている凝集原と凝集素が違います。

 

血液型の凝集原は下記のとおり。

 

  • A型:凝集原A
  • B型:凝集原B
  • O型:なし
  • AB型:凝集原Aと凝集原B

 

凝集素については下記のとおり。

 

  • A型:凝集素β
  • B型:凝集素α
  • O型:凝集素αと凝集素β
  • AB型:なし

 

図にまとめると以下のとおりです。

 

 

 

※A型の凝集素はβ、B型の凝集素はαとなっているので気をつけましょう。

 

輸血は同じ血液型じゃないとダメな理由

 

ここまできたらわかるかもしれませんが、凝集反応が起こってしまうからです。

 

例えば、A型の血液にO型の血液を混ぜると、A型の凝集原AとO型の凝集素αが凝集反応を起こります。

 

凝集反応を起こすと、血液が循環しなくなってしまうので危険ですよね。これが同じ血液型でないと、輸血をしてはいけない理由になります。

まとめ

 

というわけで、今回は以上となります。

 

繰り返しになりますが、ABO式血液型は「凝集反応」から分類分けされたものです。凝集反応は、凝集原と凝集素が抗原抗体反応することにより起こるんでしたね。

 

最後に、以下に図をまとめておきます。

 

 

生物の勉強頑張ってくださいね。本記事がお役に立てば幸いです。

 

 

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