【生物基礎】体液性免疫と細胞性免疫の違いをわかりやすく解説!

免疫

 

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  • 体液性免疫と細胞性免疫の違いがわからない。

 

こんな疑問を解決します。

 

「体液性免疫」と「細胞性免疫」の違いって分かりづらいですよね。

 

僕も受験時代のころは、どんな働きをするのかさっぱりわかりませんでした。

 

でも受験勉強のときに頑張って勉強して、現在では生物が大好きすぎて生物専攻とし、博士課程に通っています。

 

今回はそんな僕が「体液性免疫と細胞性免疫の違い」についてわかりやすく解説しますね。

 

本記事の内容

  • 体液性免疫と細胞性免疫の違い

体液性免疫と細胞性免疫の違い

 

体液性免疫と細胞性免疫の違いは抗体が絡むか、絡まないかです。

 

体液性免疫と細胞性免疫は両方とも獲得免疫に分類されますが、免疫反応において働くヘルパーT細胞の種類や作用の仕方で異なります。

 

それぞれの特徴について解説していきますね。

 

体液性免疫について

 

体液性免疫はB細胞から分化した抗体産生細胞がつくる抗体(免疫グロブリン)が細胞外に存在している病原体や毒素を排除する免疫です。

 

体液性免疫の流れは以下のとおりです。

 

  1. 病原体(抗原)が入ってくると、抗原の一部をマクロファージが取り込む。
  2. 得た抗原情報をヘルパーT細胞に提示される(抗原提示)。
  3. ヘルパーT細胞がB細胞に抗体をつくるように指令する。
  4. 指令を受けたB細胞は活性化し、抗体産生細胞となる。
  5. 抗体産生細胞は抗体を作り出し、体液に中に分泌する。
  6. 抗体は侵入してきた抗原と特異的に結合(抗原抗体反応)。
  7. 抗原抗体反応によって病原体の感染力や毒素の毒性が弱まる。
  8. 抗体と結合した抗原はマクロファージなどの食作用を受けやすくなり、排除される。

 

体液(血液とリンパ液)中にある抗体によって免疫反応を起こることから、体液性免疫といいます。

 

細胞性免疫について

抗体を介さず、細胞が直接的に抗原を排除する免疫を細胞性免疫といいます。

 

細胞性免疫の主役は、キラーT細胞。

キラーT細胞は病原体に感染した細胞やがん細胞を直接排除します。

 

細胞性免疫の流れは以下のとおり。

 

  1. マクロファージが抗原を取り込み、まずはヘルパーT細胞が認識する。
  2. 抗原の情報を得たヘルパーT細胞は活性化し、増殖する(←ここまで体液性免疫と同じ)。
  3. 増殖したヘルパーT細胞はキラーT細胞を活性化し、増殖させる
  4. 増殖したキラーT細胞は、病原体に感染した細胞やがん細胞を直接攻撃し排除する。
  5. 細胞性免疫では、キラーT細胞の一部が記憶細胞として残る。

 

細胞内に侵入した病原体を、細胞もろとも攻撃・やっつけてしまうことから、細胞性免疫というわけですね。

 

まとめ

 

というわけで今回は以上です。

 

今回は「体液性免疫と細胞性免疫」についてわかりやすく解説しました。

 

体液性免疫と細胞性免疫はどっちも聞きなれない言葉ですが、実際に何が起こっているのか、しくみと一緒に理解すると、頭にインプットしやすくなります。

 

もし、忘れたときは、何度も戻ってきて今後の受験勉強に役立ててくださいね。

 

最後までありがとうございまいした。

 

 

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